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カクタス インフォメーション
最人気種
”雷帝”
の魅力!!
兜ブームが去り、光淋玉、紅鷹等も落ち着きを見せ始めたサボテン界において、新たなる人気種
を模索する動きが現れ始め、この不景気を吹き飛ばす程のインパクトがあり、なおかつ永く楽しめ
る注目株として、”太平丸類”が脚光をあびています。
いかにもサボテン然とした豪刺をまとったその姿は、貫禄も充分で、あまり大型にならず場所も取
らない。成長緩やかで見頃が永い。分布が広く、タイプ幅が広い等、銘品の条件に全てあてはま
る事がその理由でしょう。

こんなに魅力的なサボテンがこれまでどうして注目されていないのか。その理由は明白です。
まず、国内の個体数が少ない事。そして、実生の発芽率が悪く成長が緩慢な為、生産性が悪い。
これらは、ブームの火付け役である業者には、不利な条件だったのです。
最近は、アマチュアの栽培技術の向上で、これら問題点が解決されるに伴いにわかに注目を浴び
始めたわけです。
”雷帝”
左写真は超豪刺タイプ太平丸”雷帝”の若株クローズアップ
です。本タイプは昨年、メキシコの某地にて当園園主にて発
見されたもので、これまでの太平丸に比べ遥かに幅広の豪
刺。側刺も丸刺で太く、花色も濃い事が特徴です。
また、背が低く、扁平に育つのも特徴のひとつ。
既存の太平丸のイメージをくつがえす新タイプとして”雷帝”
と命名しました。
これは太平丸の学名、E・horizonthaloniusを直訳したもの
ですが豪壮な姿にピッタリだと思います。
ちなみに産地はコアウィラ州南部ザカテカス州との境目あた
りで、長刺系太平丸とは産地的にもかなり離れています。
左写真は数年前にまとまった導入のあった長刺系太平丸で、当時はこれで
も既存の内地株より素晴らしいと話題となったものです。
太平丸の分布は広く、メキシコ中央高原に沿って北はアメリカ、テキサス州
から南はメキシコ、サンルイスポトシ州南部まで確認していますが北へ行く
程、刺が細く長くなる傾向があります。
最南部に産する”翠平丸”と呼ぶタイプは完全な丸刺へ特化しているのもお
もしろい現象で北部の太平丸は平刺です。
また、”尖紅丸”と呼ぶタイプも特徴的で、美しいピンクの刺色が特異。丸刺
短刺で小型です。分布は局地的で、”翠平丸”と”小平丸”の血統を感じます。
事実、両種の産地に隣接して分布します。

懐かしいホームページの再現です。